東京江戸たてもの園



東京国立博物館の次は「東京江戸たてもの園」に行きました。写真の前川國男邸やスタジオジブリの「千と千尋の神隠し」の取材に使われた子宝湯など、貴重な建物が移築展示されています。

行って一番に驚いたのは、全ての建物に(靴を脱いで)入ることができ、廊下や部屋を歩いて回れることが出来るのです。「おじゃまします」という感じです。
重要な資料ですし、とても手入れが行き届いているのに開放的で、来館者にここまで親切な展示は類がないと思います。



たまたま居合わせた建築好きの姉妹。彼女たちも家を存分に楽しんでいました。



「(日本の)家のつくりようは夏をもって旨とすべし」と徒然草にあるそうですが、前川邸はクーラーがなくても、風通しがよく、外は炎天下でしたが汗一つかきませんでした。

ここにおられたボランティアの方は、前川さんをとても尊敬し調べられていて、非常に興味深い解説をしていただきました。居合わせた姉妹の保護者の方も建築やアートに興味がある方で、前川邸のリビングで建築と景色について語りあうひとときを過ごしました。

他に写真館、農家、和洋折衷で仏間の前にシャンデリアがある家、下町の店などがあります。

入園料はたった400円です。

>東京江戸たてもの園



Share:

0 コメント