森美術館「ネイチャー・センス展」
世界的に活躍するデザイナー・アーティスト、吉岡徳仁、篠田太郎、栗林隆、3人のインスタレーション展です。
この展示のテーマ「ネイチャー・センス=自然知覚」にはとても興味があり、彼らがどのような自然感を感じ持ち、空間を表現するのか、高揚と期待感で観に行きました。
結果、脳細胞が歓喜しました。絶対に行って欲しいです。
吉岡徳仁氏は「物質の探求者」だと思います。彼が見付け出した物質の法則は吸い込まれるような美しさがあり、彼の発見を共感する喜びをくれます。
この部屋では色々な楽しみ方があります。(解説を借りることを勧めます。)
これは篠田太郎氏の「銀河」。うっかり見逃してしまいそうな作品です。20~30秒に一回しか星は現れません。
上の写真のような仕組みになっています。
今回の展示の中で、最も楽しんだ作品が栗林隆氏の「林のための林」です。
和紙の穴から地上を覗くことができます。
白樺の林のようです。
来館者が顔を出して「こんにちは」しています。
子供に戻ってもぐら遊びをしてるようで、無邪気な一体感が生まれます。
林を抜けると次は登山です。山の向こうに先程の林が見えます。誰かが林の穴から「こんにちは」をしている頭が見えます。
紹介した作品の他にもまだまだ展示はあります。
この企画の資料を集めたネイチャーブックラウンジという部屋もあります。
場所 六本木ヒルズ森タワー 森美術館
期間 ~11月7日(日) 期間中無休
入館料 1,500円
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