• Home
  • About me

kuni日記

ロリュオス遺跡から戻って中心部のオールドマーケットでお昼を食べる事にしました。どれも美味しそうで迷います。
カンボジアで食べた麺料理は昨日のお昼に食べたインスタント麺だけだったので、麺料理を選択しました。

おばちゃんが豪快に作ってくれます。

美味しそうな麺料理、3000リエル=0.75$。名前は分かりません。

豚肉とお野菜の他に何かのキモか卵のような物、高野豆腐のような物、さつま揚げのような物が入っていてボリュームあります。つゆもシッカリと何かの味が付いていて飲みだしたら止まらないです。
熱々を汗だくで頬張っていたら、扇風機の風がくる席に促してくれました。
この後、おやつに葉っぱで包まれた餅のお菓子を3っつ買ったのですが、それは大失敗でした。ひとつ食べて、残りは姉妹で店番をしていた女の子にあげました。
お腹を満たした後は買い物と30分4$のフットマッサージを受けました。
初日の所の倍の値段でしたが、ここはクーラーが効いていてお茶もサービスしてくれたので満足です。
一旦宿に帰ってシャワーを浴びた後、帰国の準備をした荷物をフロントに預け、最後の観光地トンレサップ湖に向かいます。

Golden Mango Innさんは清潔でとても居心地のよい宿でした。
出発までのひととき、お庭でまったり。

トンレサップ湖への道は湿地が広がっています。

事前に調べた情報では高額な代金やチップを請求されたり、嫌な思いをさせられるとあったので、事前に必要な代金をドライバーさんに確認しました。そしたら受付まで付いてきてくれて、一人の正規料金20$(一人旅だと必ず貸切にさせられる)ですんなり乗れることになりました。このドライバーさんは顔が広く、さりげなく助けてくれます。

器用なサーファー少年。今は乾季なので湖の水深は1mしかないそうです。

水路を進むとトンレサップ湖のフローティングビレッジに到着です。
村の外れには小学校があります。ここが曲者だという情報は仕入れてます。
船頭が「貧しい子供を集めた学校があるから行こう。彼らは学校で寝泊りしている。食べるものも文房具もない、商店があるから買って行こう」と勝手に商店に船を付けます。
ダンボールに入ったカップラーメンを指差し「コレを買って行こう、コレで彼らはご飯が食べられる。きっと感謝してくれる。」それを聞いて正直あきれました。学校は商売のための檻じゃないでしょう?と腹も立ちました。
この感情は事情を知らない日本人の勝手な考えかもしれません。でも「あなたのポケットマネーになるなら商品は買わない(本当に彼らがカップ麺で生きてるならそれこそおかしい、どうせ商品は使い回しで彼らのもとにはいかないだろう)学校へ行く気はなくなった。」そういって頑として主張を曲げなかったら、向こうが根負けしました。
その後、船頭は何事もなかったようにニコニコ顔でサービスしてきます。
展望台に上陸して夕日の時間まで村を眺めていたら、私の後から出発した日本人団体客の船が例の商店に接岸しているのが見えました。団体なのでガイドもいるはずです。きっとこの村出身者がガイドに付くのでしょう。その後も観察していて気がついたのですが、学校へ向かう船が少数であること、そのすべてが商店によるわけではないことが分かりました。国籍か?人数か?で判断してるのでしょう。(船頭には私が日本国籍だど最初にバレました。)

残念ながら、夕日は雲の中へ。

暗くなってしまわないうちに(+ 他の観光客がいるうちに)早々に引き上げます。
船に戻ったら、小さな船が横付けしてきて、幼い女の子が「ドラリエル」と呪文を唱えました。いきなり通貨連呼です。負けじと「No」の呪文を唱え返しながらコチョコチョを繰り返したらニコニコ笑って答えてくれました。船を操っているお母さんも、遊んでくれてありがとう的な笑顔で答えます。
帰路、船頭が「この船は自分の船でもっと大きい船が欲しい」みたいなことを言ってます。チップを要求する前置きでしょう。元々カンボジアにしては高値の20$という設定金額なのにチップ?
でもサービスはよかった、とポケットの1$札を握りながら考えました。ただ学校絡みで嫌な思いをしたし、こんな稼ぎ方は間違っているという思いもあるので悩みます。
岸が近づいてきたら彼は「チップをくれ」と直接要求してきました。これで答えが出ました。
シレッと船を降りスタスタと去りました。
荷物を取りに宿に引き返し、庭にあるレストランで夕食をとりました。
アモック3$、シュリンプ春巻き3$、ビール0.5$でシェムリアップ最後の晩餐です。
ここのアモックはものすごく美味しかったです。知っていればもっと食べたのに。
4日間お世話になったドライバーさんと空港まで最後のドライブです。
帰りたくない気持ちでいっぱいでした。
最終日に衝撃的な思いもしましたがとても良い所でした。食べ物も好みなので是非また訪れたい街です。
飛行機から見た朝焼け。

Wrote by kunikawa masako
シェムリアップ最終日。アンコール遺跡群から10km西にあるロリュオス遺跡群へいきました。
ロリュオス遺跡群はクメール王国最初の王都で、アンコール遺跡群より300年ほど古いそうです。

ロリュオス遺跡群の一つ「プレア・コー」はレンガと石で作られた、前後2列×3基の塔があります。

聖なる牛「ナンディン」。
この牛にカメラを向けると現地の子供がやってきて、ポーズを撮ります。
牛だけ撮りたい人は、子供がいないスキに撮影です。


柱に刻まれた不思議なクメール文字。

遺跡の向かいには子供を集めた施設があり、無心に彫刻を彫る少年たちがいました。
誰もよそ見をしません。

素人目には遺跡の修復かと思うぐらいのレベルです。

他にシルクの織物、動物の皮を影絵風に型どったものなどを作っていて、商品の裏には子供の名前が書いてあります。商品が売れたらその子の蓄えになるシステムのようでした。


「バコン」

ブーゲンビリアが咲き誇る参道。
参道で葉っぱ一枚を私に差し出してきた子供を、ドライバーさんが遠ざけました。
今までどんなに子供が寄ってきても追い払わなかったので、ワケを聞いたら、葉っぱを1$で売ってるからだと。

子供に寛大なカンボジア人でもその行為はNGみたいです。

ピラミッド型で、四隅には象がいます。

頂上からお祭りに出かける僧侶の姿が見えました。

遺跡の横にある寺院。手入れされた植木で囲まれています。先ほど皆さん出かけたので、残っているのは番犬だけです。カンボジアの家、寺院には必ず番犬がいます。彼らは本物の番犬ですから夜はむやみに手を出さないほうがいいです。


ドライバーさんが僧侶達の行き先(お祭り)に、連れて行ってくれました。
器にご飯をよそっています。自分で食べるのではありません。


僧侶へお供えするためです。

僧侶は11:00~12:00の間に1日1回の食事をして、後は水かお茶か珈琲しか飲まない生活をおくるそうで、他の時間は絶対食べ物を口にしないのだとか。

今日は彼らにお供えをして、長寿や商売繁盛をお祈りするお祭りだそうです。


お供えの順番を待つ方達が控えています。この建物の他にも信者が控えていました。
全部食べたら確実にお腹を壊すと思っていたら、後ほど、干して保存食にしているのを確認しました。


ここでドライバーさんが面白いお菓子を奢ってくれました。
出来上がりはパリパリしてて軽く、ほのかに甘みがあります。


「ロレイ」
土を固めた土台にレンガで作られています。

かなり風化しています。

ここにも僧院がありました。ちょうど今からご飯で皆さん食堂に集まっていたので、お堂は無人でした。

ちょっと見学させて頂いたのですが、、
お堂の仏像の裏にひっそりと人骨が置いてありました。










(下の写真は人骨です。)












虐殺の犠牲者でしょうか、名前もわからないままここに安置されたのでしょう。
今回の旅行では避けていた歴史が、突然目の前に表れたので「はっ」としました。
これもカンボジアです。

>シェムリアップの旅 10 へ

Wrote by kunikawa masako
「タ・プローム」

シェムリアップ三日目の午後はカジュマルが食い込んでいる「タ・プローム」から。
カジュマルは遺跡を破壊しているし、支えてる。その姿も遺跡の魅力なので、現在でも修復の方針が議論中の遺跡です。

入ってすぐ、有名な撮影スポットがあります。

きれいな四角を描く根。

筋肉のよう。

編み目のような根。

上から溶けてきたよう。

柱になってしまった根。

苔むした遺跡。以前はジャングルと一体化していたのでしょう。



「バンテアイ・クデイ」

浅浮彫りが施された柱。



「クラヴァン(カルダモン)」
珍しいレンガ造り。不明部分の上部は未修復のまま。

中央祠堂の内側には大きな彫像が各面に施されています。
本日回った遺跡は、一般に「アンコール遺跡群・小回りコース」と言われています。


宿に戻って休憩後、歩いてプサ・ルー(市場)へ

市場の中央は宝飾品売り場。

外が生鮮食品売り場。夕日に映える肉。

めずらしい果物。「コレはなに?」と聞くと味見をさせてくれます。
一番手前はリュウガン。1kgで1$。

サトウキビの仲間、シュガーケーン。ジュースがめちゃめちゃ美味しいです。3000リエル=0.75$でした。
注文するときは必ず「No Ice」と言いましょう。(氷は生水から作らている可能性があるので、日本人は食べないほうがいいです。)

夜はアプサラダンスを観に行きました。
ビュッフェスタイルの料理が付いて(飲み物は別で)12$です。


1時間半の間に四つの演目があります。それぞれストーリがあって、引き込まれます。
ドライバーさんに進められたときは、正直ディナーショーを馬鹿にしていた気持ちもありました。
でも観に行ってよかったです。フィナーレはスタンディングオベーションでした。

>シェムリアップの旅 9 へ

Wrote by kunikawa masako


アンコール・トムの南大門。

おちゃめなトゥクトゥクドライバーさんと遊びで撮った一枚。

初めて見るナンバー入りベージュのベスト姿、輝かしい正規ドライバーの証です。「ポリスがいるから着る」って、信用の証だから常に着たほうが良いのに。

アンコール・トムは取締が厳しく、ここですれ違うトゥクトゥクドライバーは、みんなベストを着用してます。(笑)

アンコール・トムは一つの街です。とても広いので観光用の象が闊歩しています。象の足音はファサッ、ファサッとやさしい音でした。

アンコール・トムの中央にある寺院「バイヨン」。クメール語で美しい(バ)塔(ヨン)。

全ての塔に四面像が彫られていて、どこを向いても顔。

顔の大きさは2メートル前後です。

修復中の「パブーオン」。空中参道が特徴的。

象のテラス

向かって中央から左は象の彫像。

中央から右はガルーダ

道路から見る「プラサット・スウル・プラット」


「チャウサイテボーダ」。「パブーオン」と同じ空中参道がありあます。中国が修復を担当しました。

「チャウサイテボーダ」のデバター

「チャウサイテボーダ」の道向かいにあるのは「トマノン」。

小さいけれど、沐浴の人工池もあります。フランスが10年以上かけて修復しました。

昔の橋の跡。トゥクトゥク一台通るのがやっとだったらしい。今は横にアスファルトの道が出来て、大型バスも通れるようになっています。


そそり立つ「タ・ケウ」造営途中で放置されたので装飾が殆ど無い。
ここの階段は限りなく90度に近く恐ろしい。這いつくばって登ります。

最上階からの眺め、そそり立ちすぎて入り口の門が見えない。


今日のお昼ごはんは鳥スープ麺。麺はインスタントでした。
インスタントでもおいしいです。お野菜と鳥がよいダシを出してます。

>シェムリアップの旅 8 へ

Wrote by kunikawa masako
新しい投稿 前の投稿 ホーム

自己紹介

kunikawa masako
福岡県出身。 印刷会社のCG制作部門で映像コンテンツ制作に携わる。独立後フリーランスとして活動中
詳細プロフィールを表示

Categories

  • カンボジア 10
  • ピラティス 9
  • プロフィール 2
  • 映像 4
  • 記録 1
  • 芸術 9
  • 建築 14
  • 仕事 6
  • 自転車 5
  • 食べ物 20
  • 台湾 1
  • 日常 46
  • 旅行 13

Blog Archive

  • ►  2012 (3)
    • ►  9月 (1)
    • ►  4月 (1)
    • ►  3月 (1)
  • ▼  2011 (24)
    • ►  12月 (1)
    • ►  10月 (2)
    • ►  9月 (1)
    • ►  7月 (2)
    • ►  6月 (2)
    • ►  5月 (2)
    • ▼  4月 (11)
      • シェムリアップの旅 10(オールドマーケット→トンレサップ湖)
      • シェムリアップの旅 9(ロリュオス遺跡群)
      • シェムリアップの旅 8(タ・プローム→アプサラダンス)
      • シェムリアップの旅 7(アンコール・トムと周辺)
      • シェムリアップの旅 6(アンコール・ワット)
      • シェムリアップの旅 5(バンテアイ・スレイ他)
      • シェムリアップの旅 4(プレ・ループ→クバール・スピアン)
      • シェムリアップの旅 3(ベンメリア)
      • シェムリアップの旅 2(コーケー遺跡群)
      • シェムリアップの旅 1(仁川→シェムリアップ)
      • 純米酒 A to Z
    • ►  3月 (2)
    • ►  1月 (1)
  • ►  2010 (31)
    • ►  12月 (5)
    • ►  11月 (2)
    • ►  10月 (2)
    • ►  9月 (1)
    • ►  8月 (6)
    • ►  7月 (2)
    • ►  6月 (1)
    • ►  5月 (2)
    • ►  4月 (2)
    • ►  3月 (5)
    • ►  2月 (1)
    • ►  1月 (2)
  • ►  2009 (24)
    • ►  12月 (2)
    • ►  11月 (7)
    • ►  10月 (2)
    • ►  9月 (3)
    • ►  8月 (2)
    • ►  7月 (2)
    • ►  6月 (3)
    • ►  3月 (1)
    • ►  1月 (2)
Powered by Blogger.

不正行為を報告

Copyright © 2015 kuni日記. Designed by OddThemes | Distributed By Gooyaabi Templates